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太極拳 健康 長寿 易経 陰陽二極 張三豊 陳王廷 楊露禅
太極拳(たいきょくけん)は中国の長い歴史の中から生まれた中国武術の一つ。緩やかで流れるようにゆったりとした動きが特徴であり、健康、長寿にも良いとされ、中国などでは朝の公園などで集まって練習している姿も見られる。武術が持つ一般的な激しいイメージとは対照的に、コントロールされたゆっくりとした動きを多く含む。 日本国内でも、太極拳の愛好者は年々増えつつあり、自治体単位で太極拳を推進しているところもある。例えば、福島県喜多方市では、「太極拳の街」宣言を行っており、市民単位で、毎朝、太極拳の練習が行われたり、市役所内においても、昼休みに市長を先頭に太極拳の練習が行われるなど、積極的な取組みがなされている。
北京香山の太極拳修行者(2004)
北京香山の太極拳修行者(2004)

[特徴]
東洋哲学の重要概念である「太極」思想を取り入れた護身術および健康法。「太極」は「易経」から発し、宋代に発展した思想。「無極」とは、原始宇宙が陰陽未分化で混沌とした状態。そこから陰陽二極を生じて太極となる。形成万物(宇宙)の根源。太極拳のトレードマークになっている「太極図」は宇宙の運行を示す。
[概説]
独特の、ゆったりとした動作から、実用的な武術ではなく健康体操と捉えられる場合が多い。また、気の抜けた緩慢な演武を行う者が多く、誤解を招きやすい。本来は緩やかな動きの中にも、緩急や緊張(張り)を内包する、重厚な風格をもつ。古い歴史と高い実用性、高度な技術を備えた武術である。太極拳では、全身の力を最大限に使うために姿勢に厳しい。姿勢・気の運用を学ぶ事で、発勁を習得する。尚、修練時は正しい姿勢を得る為に、特にゆっくりと行うのだが、これがわからない場合は奇妙な踊りとなる。武術としての太極拳は、表演で見られるようなゆっくりした動作で戦うわけではない。
健康法として有名。日本で広く一般的に教えられている太極拳は、簡化二十四式太極拳と呼ばれ、複雑で難度の高い伝統的な太極拳を一般に広く普及させるために中国体育委員会が制定したもの。楊式太極拳をベースに重複する動作を省いて、覚えやすく、短時間で演武できるように纏められている。その意味では、普通に見かける太極拳は明らかに健康体操そのものである。
太極拳愛好者[写真:Mjoseph]
太極拳愛好者[写真:Mjoseph]

[起源]
伝説的起源:その昔、張三豊という人が少林寺で武術を修めた後に武当山に入って修行をし、道教の陰陽五行説の思想や吐納法という呼吸法を取り入れて編み出したものが太極拳であるとの説話がある。張三豊は中国の他の伝説にも現れる不老長寿の仙人の名前であり、武術との関連は明らかではなく伝説の域を出ない説である。
歴史的起源:実際の起源については現在も議論があるが、武術史研究家唐豪以来の通説は、河南省(元朝に加担したため明の太祖洪武帝の「犬の子一匹、生きて残すな」という殺戮によって無人地帯と化していた)温県常陽村(現・陳家溝)に強制移住させられた陳一族に家伝として伝えられていた武術が起源であるとする。その創始者については諸説あり、明末・清初に武人として活躍した陳王廷(1600年頃〜1680年頃)が家伝の武術(明朝初期に陳氏一族が温県に強制移住を命じられるまで住んでいた洪洞県に今も伝わる通背拳か?)や諸家の武術、戚継光の『紀校新書』などを参考に創始したと伝えられる(洪砲捶百八拳、五套捶、陳式長拳、十五洪、十五砲)。しかし、その底流にあるものは黄帝経などの道教の養生法、漢方医学であり、それらの研鑽の成果としてできあがったと考えるのが妥当であろう。陳氏の武術は一族と村を守る武術として発展し、それ故に門外不出とされていたが、清代末に河北省永年県広府鎮の楊露禅がこの拳法を会得して、北京に赴き広めた。拳理(武術理論)として王宗岳の『太極拳論』が重視されたため、そこから「太極拳」という名称が用いられるようになったといわれる。
なお、陳家以外に広く認められた主な伝承は以下の通り。
陳長興(陳式老架式)→楊露禪(楊式小架)→……→楊澄甫(現代楊式)
武禹襄(武式)→……→郝為真(武式)→孫祿堂(孫式)
楊露禅→楊班侯→呉全佑(呉式初代)
呉全佑→呉鑑泉(呉家派)
呉全佑→王茂齋(呉式北派)
[伝統拳]
武術として継承されてきた伝統的な太極拳は、後述の制定拳に対して「伝統拳」と呼ばれる。伝統拳はその伝承系統や各伝人によって内容にさまざまな違いがあるが、「伝統五派」という五つの系統に分類するのが普通である。伝統五派は、それぞれ創始者あるいは代表的な継承者の姓をとって、陳、楊、呉、武、孫の名を冠する。かつては「陳氏太極拳」「楊家太極拳」のような名称が多く用いられていたが、第2次世界大戦後は中国をはじめとして「陳式太極拳」のように「~式」と呼称するのが一般的である(台湾省では現在も「~氏」と呼称するのが一般的である)。近年、従来は陳式の一派(趙堡架式)とされていたものが、和式(かしき)太極拳として認定された。各流派に分かれているが、共通の基本功として「十三勢」があり、基本功が習得された後、「套路」、「推手」、「散手」と進むのが一般的である。また、十三勢の中に流派ごとにさらに細かい「太極拳の技法」がある。
また、伝統拳はそれぞれの門派において剣、刀、杆、槍などの器械(武器)を用いた套路を伝承しており、門派毎に伝承内容は異なる。中国武術において器械は手の延長と見なされ、徒手の応用であると同時に、一種の練功法として行われている。太極拳においても、太極剣、太極刀など(器械套路)と太極拳(徒手套路)は同一原理に基づくものであり、器械を練習することによって太極拳の理解がより深まり、武功の成長が促されると考えられている。例えば、剣尖まで勁を伝えるように剣を練習をすることで、全身を協調させて運勁し、発勁するための有効な練習となる。また、剣には刃がついているため、徒手より動作に意識が集中しやすく、気功的あるいは武術的鍛錬として高い効果が期待できる。

「編集:中国情報所 情報元: ウィキペディア(ja.wikipedia.org)」

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