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重慶市 四川省 巴国 解放碑 大足石刻 白帝城 朝天門 長江三峡
重慶市(じゅうけいし、中国語:重庆市「chóngqìngshì」)は中華人民共和国の直轄市。略称の「渝」は重慶市内にある嘉陵江の古称、渝水からきている。もともとは四川省に属していたが、1997年3月14日第八期全人代第五次会議で直轄市に昇格した。重慶市は長江上流の四川盆地東部に位置し、東は湖南省と湖北省、西は四川省、南は貴州省、北は陝西省と接する。東西470km、南北450kmにわたる広大な面積を持ち、総面積は8.24万平方キロメートルである。市の中心部では北から嘉陵江が合流し、涪陵で烏江が合流する。
現在中華人民共和国に4つある直轄市の中で最大の面積を誇る。
面積が広大である(北海道島よりも広い)ため、全域の人口では上海市、北京市、天津市の他の3直轄市や香港特別行政区などを上回るが、市区部の人口では4直轄市の中で最下位である。市内にはガス田などの豊富なエネルギー資源があり、内陸部内での輸送コストにおいて有利な点から工業都市として発展している。
重慶市朝天門埠頭[Marco18000]
重慶市朝天門埠頭[Marco18000]

重慶市の位置(北緯29度33分00秒 東経106度30分00秒)
重慶市の位置(北緯29度33分00秒 東経106度30分00秒)

[地理]
重慶市は中国西南端にあり、中心座標は北緯29度33分00秒、東経106度30分00秒。盆地であるが故に夏は酷暑となり、武漢、南京と並んで「三大火炉」と呼ばれている。なおこの三都市はいずれも長江沿岸の都市である。中国の物流の大動脈である長江沿岸に栄えた重慶は古くから水運が発達していたが、三峡ダムの完成後は1万トン級の船舶も直接重慶まで航行することができるようになり、併せて整備される保税区との相乗効果で重慶港は内陸の国際コンテナターミナルとして大きな発展が見込まれている。
重慶市行政区画[ZOEYCHEIN]
重慶市行政区画[ZOEYCHEIN]

[歴史]
古代の巴国の地、江州である。巴国は紀元前316年に秦国に滅ぼされた。南北朝時代に宋が渝州と命名した。これを略した「渝」は現在も重慶の略称として自動車のナンバープレート等に使われている。1189年(淳熙16年)南宋の光宗により重慶と命名された。
1891年長江沿岸の港湾として対外開放され、1929年重慶市政府が成立した。日中戦争で首都であった南京が陥落すると、1938年に蒋介石の中国国民党は首都機能を重慶に移転させ、日本軍は中国の臨時首都となった重慶に戦略爆撃を行った(重慶爆撃)。
1941年日本空軍爆擊後の重慶
1941年日本空軍爆擊後の重慶

重慶は1895年に調印された日清講和条約の条文にある「清国は、沙市、重慶、蘇州、杭州を日本に開放する」により対外開放され、長江を使って宜昌を経由して東部へ、また中部の各所への輸送が強化され、外資、民族資本が投入され近代工業が興った。
日中戦争中に南京市、武漢市などから主要工場を疎開させたため産業が集積した。
中華人民共和国成立後、内陸部工業化の重点都市となり、中ソ対立の時期には上海市や東北部から工場が四川省などへ移転し重慶にも多額の国家投資が1976年まで投入された。重慶は機械工業、総合化学工業、医薬品、電子機器、電力設備、食品加工、建築資材、ガラス工業、冶金などの各工業が組み合わさった一大基地となり、一時は「工業は重慶に学べ」のスローガンすら出た。
重慶市概要-町標識(人人重慶)
重慶市概要-町標識(人人重慶)

[経済]
一時中国6大工業基地の一翼となるが、内陸部から資本の撤退により衰退をしていった。1980年代の改革開放後、上海など沿海部の都市が目覚しく発展したのに対し、重慶は発展から取り残され、以前とは逆に経済的に立ち遅れた地域になっていた。
1997年内陸部振興のため重慶直轄市が新設され、中国人民銀行重慶営業管理部が設置されるなど、再生の努力がなされている。現在の主力産業は自動車産業(自動車、オートバイ)であり、また中国内最大の軍事設備生産の拠点でもある。 改革開放政策による急激な需要の増大に対し、老齢化した設備により一時期大気汚染がひどく、多数の公害病患者が出たことでも知られたが、近年は設備の近代化や環境対策により以前ほど深刻ではなくなってきている。
市内のガス田で2006年3月25日に大規模な天然ガス漏出事故が発生。付近の住民1万人以上が避難する騒ぎとなった。
慶江北国際空港[Fanghong]
慶江北国際空港[Fanghong]

[空港]
重慶には、重慶江北国際空港(略号CKG)、と万州五橋空港(略号WXN)、と黔江舟白空港三つの空港がある。他に軍用の白市駅空港、梁平空港、珊瑚壩空港(廃棄)、広陽壩空港、大中壩空港、九龍坡空港(廃棄)などもある。重慶江北国際空港は市内から高速道路で約40分。
[鉄道]
重慶駅:成渝鉄路(成都方面)、渝黔鉄路(貴陽方面)の発着駅。
重慶北駅:渝懐鉄路(湖南方面)、渝遂鉄路、襄渝鉄路(華北、華東方面へ)の快速列車/極速列車が発着。
沙坪壩駅:補助駅 襄渝鉄路 渝遂鉄路。
重慶南駅:補助駅 渝黔鉄路(貴陽方面)。
[高空公共ロープウェイ]
重慶独特の都市交通手段として、大河を渡るロープウェイ(索道)が使われている。現在のところ重慶には二本のロープウェイが営業している(重慶索道1號線「長江ロープウェイ」、重慶索道2號線「嘉陵江ロープウェイ」 )。
[日本との接続]
2007年には、下記航空会社が重慶と日本各地を結んでいる。
中国国際航空:成田国際空港、中部国際空港
[日本との関係]
日本外務省は重慶市に総領事館をおいている。
公害(空気汚染)対策として、重慶モノレール第一期工事では43億元の総投資額のうちODAによる円借款(10年据え置き、40年償還、年利0.7%)271億円(約20億元)、23億元の支援を実施。大学の廃棄物処理研修や老齢化していた天然ガス、火力発電所などに最新排煙脱硫装置を設置するなどを実施した。また、中国沿岸部に対して、内陸、西部の発展の中心的役割を担っている同市に対して、学校設備整備、乳児死亡率減少を目指して医療設備などの支援を実施した。
長江と嘉陵江に挟まれているという立地条件から市内と郊外を結ぶ交通は自ずと橋に集中することになるが、この橋の料金所がボトルネックとなり渋滞が頻発していた。1999年に市内に架かる重慶長江第一大橋、嘉陵江大橋、石門大橋の有料三橋の料金収受システムの国際競争入札において[豊田通商]及び[デンソー]が受注し、日本式の[ETC](自動料金収受システム)が設置されている。
内陸のため地の利が悪い(日本との物流的に不利)こともあり、日本人の常駐者は重慶市の総人口に比してかなり少ないが、近年はスズキ自動車の現地合弁企業である重慶長安鈴木汽車をはじめとした自動車関連企業や環境関連企業などが進出している。
抗日戦争関連施設として紅岩革命記念館などがある。
重慶火鍋
重慶火鍋

[名産]
重慶火鍋は北京ダックと違って、家でも作れる庶民的な料理です。その作り方は簡単です。まず味付けしたスープを鍋に入れて、沸かします。スープが沸騰してから、肉や魚、キノコ、野菜など各種食材を入れて煮ます。その後、ごま油とニンニクで作ったたれをつけて、食べます。
大足石刻[Gisling]
大足石刻[Gisling]

[主要観光地]
大足石刻(だいそくせっこく)は中国、重慶市大足県にある仏教石窟。1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。大足石刻では、9世紀から13世紀頃までの大乗仏教の石仏が岩の壁に彫刻されている。ほとんどが仏教に関する石仏であるが、道教の神々の像も彫刻されている。中でも宝頂山にあるブッダの入滅を描いた釈迦涅槃像が有名で、釈迦涅槃像は31メートルの長さを有している。
他に有名なものとして、金箔を張った千手観音菩薩があり、これは実際に千以上の手を有している。
白帝廟[Gisling]
白帝廟[Gisling]

解放碑、龔灘古鎮、長江三峡、武隆天坑(2007年に中国南方カルスト世界遺産(自然遺産)に登録された)、白帝城、朝天門、重慶南温泉、重慶北温泉、鵝嶺公園、青龍瀑布、豊都鬼城なども人気があります。

重慶市旅行写真はこちら:中国旅行写真館-重慶市旅行写真

「編集:中国情報所 情報元: ウィキペディア(ja.wikipedia.org)」

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